ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグは抜け毛が少ない?アレルギー対策にも人気の犬種
「ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ」 という犬種を知っていますか?
日本ではまだそれほど知られていませんが、抜け毛が少なく賢くて愛情深いこの犬種は、
海外ではとても人気があります。
かつては ポルトガルの漁師たちの相棒として海で活躍し、近年では家庭犬としても注目を集めています。
今回はポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの歴史・特徴・飼い方のポイント・
日本での飼育状況まで、ご紹介します。
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの歴史
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ(Portuguese Water Dog、PWD)は、その名の通り ポルトガルが原産。
古くからポルトガル沿岸部の 漁師たちの作業犬として活躍してきました。
どんな仕事をしていたかというと:
漁網の回収
海中で道具や魚を運ぶ
船と船の間でメッセージや物資を届ける
水難救助
まさに 海の万能犬 だったのです
しかし20世紀に入り漁業が近代化すると、その役割は次第に失われ、一時は絶滅寸前に。
犬種保存活動によって見事復活し、今では 家庭犬・ショードッグ・スポーツドッグ として
世界中で親しまれています。
米国の元大統領 バラク・オバマ氏の愛犬としても知られ、そこからさらに知名度が上がりました。
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの特徴・性格
賢さと学習意欲
PWDは 非常に賢く、学習意欲が高い犬種です。
指示の理解が早く、トリックやルールを覚えるのが得意。
**ドッグスポーツ(アジリティやオビディエンス)**でも活躍しています。
愛情深さ
家族に対してとても 愛情深く、忠実な性格。
常に飼い主のそばに居て、スキンシップも好みます。
活動的で遊び好き
毎日の散歩はもちろん、ボール遊びや水遊びなどが大好きです。
特に 水泳が大得意なので、川やプールに連れて行くと大喜びします。
社交性
他の犬や人とも友好的に接することが多いですが、
**社会化の時期(子犬期)**にさまざまな経験をさせることが重要です。
外見・体型・被毛
オス 50〜57cm 19〜27kg
メス 43〜52cm 16〜23kg
中型犬に分類され、筋肉質でがっしりとした体型が特徴です。
被毛と毛色
PWDの被毛は 抜け毛が非常に少ないことで知られています。
アレルギー体質の方にも向いている犬種として人気。
被毛のタイプは2種類:
カールタイプ(巻き毛)
ウェーブタイプ(波状毛)
毛色は ブラック、ホワイト、ブラウン、ブラック&ホワイト、ブラウン&ホワイト などさまざま。
お手入れ
換毛がないので、お洒落にロングヘアを愉しむもよし、
トリミングをしてお好みのデザインを愉しむことも出来ます。
飼い方のポイント
朝夕。適度なお散歩やお庭や広場やドッグランでの自由運動を
取り入れると理想的です。
食事
高タンパク・高品質なドッグフードを与えましょう。
肥満に注意して、適切な量を維持することが大切です。
健康管理
遺伝的に注意すべき疾患として:
股関節形成不全
進行性網膜萎縮症(PRA)
が知られています。
信頼できるブリーダーから迎え、定期的な健康診断を欠かさないようにしましょう。
しつけ
知能が高い分、しつけはとても入りやすいですが、甘やかしすぎると わがままになりやすい面も。
ポジティブトレーニング(ご褒美や褒める手法)を基本に、一貫性のあるルールを教えていきましょう。
社会化も意識して進めると、誰からも愛される家庭犬に育ってくれます。
PWDに向いている家庭とは?
こんな方に向いています:
犬とのアクティブな生活が好き
水遊びが好き
家族とのふれあいを大切にする
犬とのコミュニケーションを楽しめる
日本での飼育状況
日本ではまだ 希少犬種に分類されます。
国内のブリーダーも限られているため、事前の情報収集やブリーダーとの相談は欠かせません。
アレルギー対策として迎える家庭も増えており、今後徐々に人気が高まる犬種と考えられています。
まとめ
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグは、
賢く学習能力が高い
愛情深く家族思い
活発で運動好き
水遊びが大好き
アレルギーに配慮した被毛
という 多くの魅力を持った犬種です。
生涯のかけがえのないパートナーになってくれるでしょう。
ぜひ皆さんもこの魅力的な犬種に注目してみてはいかがでしょうか
日本ではAL(オーストラリアンラブラドゥードル)と比較される?
抜け毛が少ない犬を探される方が
ALとPWD(ポーチュギーズウォータードッグ)を比較されることが多いので、
最後にその違いについて少し解説します。
PWDは純血種(ポルトガル原産の歴史ある犬種)
ALは混血犬種(ラブラドールレトリバー×プードル×その他犬種)
PWDは純血種として長い歴を持ち、
遺伝子が安定しているため、性格や健康面・被毛の特徴などが安定しています。
家族に迎える際、予測が立てやすく安心感があるのはPWDです。
抜け毛の少なさと被毛の手入れ
両方とも「抜け毛が非常に少ない」犬種です。
体格の安定性
PWDは中型犬として標準体型が明確に確立(体高・体重が範囲内に安定)。
ALは小型〜大型までかなり幅が広い
特に 家の環境(マンション・一軒家)や家族構成に合わせて
予め体格を把握したい場合はPWDが安心。
歴史と文化的価値
PWDは何百年も続くポルトガルの伝統的な作業犬としての歴史あり。
ALは比較的新しい混血犬種(1980年代以降)。
純犬種の背景や文化的な魅力、犬種保存の価値を重視する愛犬家層にはPWDが強く訴求されます。