ごあいさつ
Greeting
世界のすばらしい犬たちとの出会いを通して、
皆さまの人生がより楽しく、より充実したものになりますように応援します。
股関節形成不全、肘、膝脱臼、皮膚疾患、消化器系疾患…… どれもフラットコーテッド・レトリーバーに多い病気です。
股関節形成の異常が見つかり、足にボルトを入れた生活を強いられた生後数ヵ月の仔犬、階段で膝が脱臼してしまう仔、
皮膚に湿疹ができて美しい被毛が抜け落ち、痛々しい姿になってしまう仔……
疾患を持った仔との生活は決して楽しいものではなく、日々の介護や気遣い、嵩む医療費、
何よりも愛犬の苦しむ姿を見る辛さは耐え難いものです。
中には、5~6歳という若さで癌や重病で亡くなってしまう仔もいます。早過ぎる死は誰にとっても辛く悲しいことです。
私自身、最初に飼った国内ブリーダー様から迎えた2頭のフラットコーテッド・レトリーバーで辛い経験をしてきました。
1頭は幼少期から胃腸が弱く、季節の変わり目はご飯を食べず、下痢を繰り返す、皮膚も弱く湿疹も頻繁に起きました。
もう1頭は膝関節が悪く、激しい運動が出来ませんでした。最後は6歳、7歳で相次いで癌で他界してしまったのです。
二度とフラットは迎えないと心に決めましたが、
仕事で訪れた北欧スウェーデンで偶然出会ったフラットコーテッド・レトリーバーに衝撃を受けました。
スウェーデンのフラットは健全で美しく、私の中にあったフラットの常識を変える出会いでした。
どうやったら彼らのような健全な犬が日本に増えるのかな、
どうやったら先人達が作り、伝えてきてくれた血統を正しく維持向上出来るのかな、
そんなある意味ピュアな気持ちが「MEISTER JP」発足のきっかけとなりました。
MEISTER JPのフラットコーテッドレトリーバーは「北欧」にこだわっています。
FCI(国際畜犬連盟)元会長ハンス・ミュラー氏(スイス)が、
「スウェーデンのフラットコーテッド・レトリーバーは世界一だ」と称されましたが、その言葉どおり、
スウェーデンのフラットコーテッド・レトリーバーは健全性と美しさを兼ね備えています。
健全性とは単に身体が丈夫で長生きすることだけを意味するものではありません。
身体が丈夫でも、例えば、気質が強すぎたり、順応性が低いフラットでは理想的な家庭犬にはなれないでしょう。
健全性とは「心身共に健康」であることです。
身体の丈夫さと心の健やかさの両方を兼ね備え、かつ、フラットらしいエレガントさを兼ね備えていること。
そんな先人達の苦労と想いが結集した、素晴らしいフラットコーテッド・レトリーバーは我々を魅了してやみません。
また近年はフラットコーテッドレトリーバーに留まらず、さまざまな犬種のお迎え相談を頂き、
オーナー様と日本国内の優良ブリーダー様を繋ぐ活動、
また、日本では手に入らない希少犬種や海外の素晴らしい血統犬の輸入サポートもしております。
弊舎の強みである世界各国ネットワークと商社業務を活かし、皆様と世界との「架け橋」にならせて頂いております。
決して華々しく表舞台に出たり、派手な仕事ではありませんが、自分の中のピュアな気持ちを大事にしながら
着眼大局、着手小局、業界に貢献していく所存です。
すばらしい犬との出逢いは我々の人生をより楽しく、より充実した豊かなものにしてくれます。
皆さまの人生がより良いものになりますよう、サービスの向上に邁進してまいります。
MEISTER JP 代表 東森大輔

Profile代表プロフィール
東森 大輔Daisuke Higashimori
AIGC,.INC/MEISTER JP 代表
ITA,.INC 日本オフィス 代表
大学卒業後、法務省矯正局入局。法務事務官として奉職。
実業家だった祖父の影響で起業の夢が膨らみ、周囲の猛反対を押し切り起業決意。
11年奉職した役職を退き、米国イリノイ州にてAIGC,.INCを設立。
「北欧フラットの素晴らしさを日本に伝える」という志のもと、
ペット事業部「MEISTER JP」を日本で立ち上げる。
業界未経験の異端児ながら、国内外、多くの方々の支援を頂き、ブリーディング活動をスタート。
フラットコーテッド・レトリーバーでは日本生まれ「初」となるスウェーデン、フィンランド、ドイツ、フランス、スイス、ベルギー、オランダのチャンピオンタイトルを獲得。
作出した犬達は、北欧をはじめ、ヨーロッパ各国、北米にも輸出。
世界各国からのオールブリード輸出入サポートサービスも展開。
日本初「チェコスロバキアンウルフドッグ」輸入など、多くの希少犬の輸入を成功させる。
第一種動物取扱業
愛犬飼育管理士
ジャパンケネルクラブ会員
スウェーデンケネルクラブ会員
POINTMEISTER JP 3つのこだわり
MEISTER JPが考える良い犬の条件とは、
「身体も精神面も健康であること」
「強すぎず、弱すぎず、犬種本来が持つ性格と能力を備えていること」
「周囲を惹きつける美しい容姿であること」です。
すべての条件を満たすために、MEISTER JPでは下記の3つにこだわっています。
1. 純血種のベースを司る血統

血統とは選抜育種の工程を経て長い年月をかけて育まれてきた犬種の財産です。世界最高峰の血統から厳選し、絶妙な配合のかけ合わせで世界レベルのすばらしい犬が誕生します。
血統は単なる肩書やブランドではなく、犬の容姿、性質、能力など犬のベースを司る大切なデータです。先祖から脈々と受け継がれたDNAを正しく活かし、健全で素晴らしい犬を誕生させます。飼育環境、育成方法の条件も重要ですが、犬の良し悪しを決める上で血統が最も根本的なものといえます。
2. 栄養バランスが整った食事


人間も食べることができるヒューマングレードの食材で作られた上質なフードを主食に、MEISTER JP独自の栄養補助食材をバランスよく与えて仔犬の健康を守ります。
健康で美しい犬作りは良質でバランスが取れた食事が必須です。個体ごとの月齢、コンディションに合わせて徹底した食事管理を行っています。犬の身体の半分以上が水でできており、体内で様々な働きをしています。フレッシュな水を与えることは健康で良い犬作りには欠かせません。
MEISTER JPでは飲料水は富士山の地下から汲み上げた天然水を与えています。ナトリウム、バナジウムを含み、犬にとって大変良い水です。
3. ストレスフリーの環境と管理


MEISTER JPは北欧スタイルと独自のメソッドを礎に、風通しがよく緑豊かな環境で仔犬を育成しています。できるだけストレスをかけず、運動や食事を調整し、ベストコンディションでお渡しまでに健全な社会性を刷り込みます。
どれほど良い犬作りをしても、飼育環境が悪ければ、健全な犬は育ちません。MEISTER JPは、周囲が緑に囲まれ、1年を通して風通しがよく、街中にありながら自然豊かな環境にあり、犬達は四季折々の音や香りを感じながら伸び伸びと生活、ストレスが軽減され、豊かな感受性が育まれます。犬達の体作りのためにヤードには緩急の勾配をつけ工夫しています。