イタリアでショーチャレンジ中のGiotto君。
オーナーさんの夢の舞台だったCrufts(英国)の出場が叶い、感激に浸る中、
なんと、リザーブドッグ(第2位)という凄い評価を頂きました。
Crufttsは世界三大ドッグショーの1つと言われ、ギネスにも認定された歴史あるドッグショー。
世界各国から選りすぐりの犬達が集まり、世界一の座を夢見て審査を受けるわけですが、
このような大舞台で勝つためには、日々の努力はもちろん、当日一発勝負の世界ですから、
当日ベストな状態で臨めるようコンディションを合わせていかなければいけません。
また、人が審査するものですから実力だけで満足いく結果が得られるものではなく、
所謂「運」も大きく影響します。
そういう意味では、初出場でこのような結果が得られたことは奇跡かもしれません。
関係者の皆さん、本当におめでとうございます!
そしてサポートして下さった方々に感謝いたします。
世界から素晴らしいボロニーズであると評価され、世界中のファンの方々にGiotto君の存在が知れ渡り、
そして、その素晴らしいボロニーズを日本へ迎え入れることが出来ることは、
日本のボロニーズ界にとっては大きな財産になります。
戦後、一次は絶滅しかけたボロニーズを本場イタリアの方々がここまで守り続けてこられました。
その歴史ある素晴らしいボロニーズを尊重し、流行や好みで身勝手に改良することなく、
スタンダードを守り、正しく後世に伝えていくことがGiotto君を迎え入れる我々の使命だと思っています。
イタリアで育成中のボロニーズのアルマちゃん。
週末、ドッグショーにデビューし、見事!ベストパピー受賞!!!
因みに、ボロニーズを知らない方も多いようなので、簡単な解説。
イタリア原産の愛玩犬で、1000年以上前から存在していたと言われています。
イタリアの貴族の愛玩犬として、家族のように大切に扱われ、
高級なファッション、高級な食事で育成されていたようです。
やがて、イタリアのみならず、ヨーロッパ各地の貴族にも普及し、
彼の、ルイ16世(フランス)やフィリップ2世(スペイン)も溺愛したと伝えられています。
容姿はマルチーズにゆるパーマをかけた感じで、上品で温和な性格が貴族たちに愛された所以のようです。
日本にも素晴らしいスタンダードボロニーズが広まってくれることを期待し、
マイスターでもサポートしていく予定です。