過去の実績フラットコーテッドレトリーバー

【】2010年09月14日

フラットコーテッドレトリーバー
RED MOUNTAIN'S TWO TO TANGO

ケイト(スウェーデン出身)
  • 血統名:RED MOUNTAIN'S TWO TO TANGO
  • 犬種:フラットコーテッドレトリーバー
  • カラー:ブラック
  • 性別:雌
  • 出身国:スウェーデン
  • 誕生日:2010年6月12日
  • オーナー:柳田 様

オーナー様コメント

フラットをもう一度飼うことに決めてから、本格的にブリーダーを探した。
6年前にもこうして探したことがあるので、有名な犬舎はすぐに見つけることが出来たが、中にはブリーダー業を縮小しているところもあった。
そして、6年前には無かった、ここ数年の間に新しく始められたらしいブリーダーもいくつかあった。

次に、ブリーダーが公開している血統書名から、そこの犬舎の犬が今どうしているか(例えば、何歳まで生きているのか、遺伝的な病気になっていないか、など)を調べた。
血統書名は、どこのブリーダーも大体同じような規則性を持って付けられている。
そして最近は、多くの人がブログやサイトを持っていたりするので、何匹かは簡単に見つけることが出来た。
リンク集があれば、そこから兄弟犬や、新たなフラットを見付け、血統書名で検索...を続けた。
詳細が分からなければ、「○○県 ブリーダー」などで検索したりもした。
ひたすらひたすら検索を続け、出た結論はやはり、「フラットは短命なのかもしれない」だった。
亡き愛犬の写真と共に、フラットは大好きだけど、もう飼わない。と書かれているサイトもあった。
若くしてガンや遺伝的疾患で亡くなっている犬が多かったのだ。

そんな中でも、直接連絡を取ってみたブリーダーがいくつかあった。
6年前も今も同じくらい有名なところをいくつかと、検索してたくさん出て来た中の一つ。
悪戯や軽い気持ちでの問い合わせが多いからなのかもしれないけれど、有名な犬舎は、なんとなく強い(怖い)印象を受けた。
強い自信とプライド。対応にもそれが感じられた。
タイミング的な問題と、金額的な問題があり、どちらも保留、となった。

もう一つは、サイトの作りやブログの雰囲気、更新頻度などからも、とても真面目にブリーダー業をやられている感じがあった。
問い合わせにも、迅速に対応して下さり、親身な感じもあった。
子犬が生まれるタイミングも、ちょうどこれから、という感じで、問題無かった。
そして、ちょうどその翌週頃に行われるドッグショーに出場されるということで、ぜひ見に来て下さい、とのことだった。

ドッグショーかあ。
正直、あまりピンと来なかったのだ。
ショーに出す犬って、どんな感じなんだろう。
両親犬がショーで優勝、などと、子犬の出産情報に強調されて書かれているのをよく見る。
それがどのくらいの意味を持つのか、私たちはあまり理解していなかった。
(なので、当然、それを重要視したことは一度も無かった。)

その頃、偶然にも、10歳を超えている長寿フラットを見付けて、藁をもすがる思いで、失礼を承知で、メールをしたのだ。
どこから迎えられたのか、ブリーダーを教えていただけないでしょうか、と。
もの凄く失礼なメールにもかかわらず、とても丁寧なお返事をいただいた。
その方にも「ドッグショーを観に行かれてみると良いかも」と勧められた。
ショーって、よく分からないんです、という私に、
「ドッグショーは、犬種の維持向上を目指し、繁殖するにふさわしい犬を評価するもの。スタンダード(犬種標準、その犬種の理想像)に基づいて繁殖しているブリーダーが出ているはずなので、何か発見があったり出会いがあったりするかもしれませんよ」
とアドバイスを下さった。
その時初めて、ショーがどういうものなのかを知った。
それで、前述のブリーダーの方と連絡を取り、当日お会いする約束をし、私たちは生まれて初めてドッグショーに出掛けた。
ちなみに、この時、私がメールをしたご長寿フラットの飼い主さんとは、今でもtwitterやメールでやりとりさせてもらっている。
ほんの少しのやりとりで、とても温かい人柄が感じられて、なんだか嬉しかった。
亡くなったワッフルがくれた不思議な縁だと思っている。

ドッグショーでは、参加者(犬)一覧が載っている冊子があり、それを購入した。
アポ取っていたブリーダーさんとも無事お会い出来、ショーについても教えて頂いた。

帰宅してからも、ドッグショーの冊子を見ながら再びひたすら検索。
そうこうしているうちに、なんとなく日本のフラット界(というと大げさだけれども)の輪郭が見えてきたような気がした。

ここ数年、スウェーデンからの輸入犬が何頭もいるようだった。
ショーにも何頭か出ていた。
スウェーデンから輸入した犬を直接日本で譲っているわけではなく、そこから日本の犬舎の犬と交配しているらしい。
犬を輸入、の仕組みがどうなっているのか、どうやってスウェーデンから輸入することが出来るようになったのか、よく分からないけれど、スウェーデンから輸入されたフラットについて、少し調べてみた。

今日本に居るスウェーデンの犬は、ほとんどが、ある特定の犬舎のみから、のようだった。
そんな中で、その犬舎からではなく、「輸入代行致します」というサイトを見付けたのだ。
それが、MEISTER JPだった。

裕福とはほど遠く、日々の暮らしで精一杯な我が家...犬を輸入、などという選択肢はなかった。
ただ、日本に今居ない犬、日本の犬と交配されていない犬、というのが気になった。
「日本に居るフラットが短命」というところから離れたかった。
命だから、100%の保証は無いものの、とにかく健康である、ということに大して、私たちが充分安心出来るだけのデータが欲しかった。
MEISTER JPは、昨年、2頭のフラットを輸入されていた。
ただ、残念ながら現時点でのブリーディングの予定はなく、2011年から開始、とのことだった。
とりあえず、どのくらいの費用が掛かるものなのか、聞くだけ聞いてみようと思った。
それがすべての始まりだった。

そっけない対応をされることが多かったなかで(ドッグショーでご一緒させていただいたブリーダーさんは除く)、MEISTER JPのオーナーさんの返信は、とても丁寧なものだった。
あらかじめあるテンプレートを貼り付けました、という感じではなく、一言一言、とても丁寧に書かれている感じがした。
費用についての細かい説明もされていた。
犬の価格も、他の犬舎と大差ない、妥当な感じ。
プラス輸入に関わる費用。
...MEISTER JPで提示された「犬の価格+輸入に掛かる費用の合計」が、犬一頭の金額とほぼ同じだった犬舎もあった。
とても良い犬をたくさん出されていた犬舎だ。
しかしその犬舎への私たちの結論は、「いくら素晴らしい犬でも、その金額は無理」だった。

実は、MEISTER JPへの問い合わせは、私の独断で行った。
とても丁寧な返信を頂いた時に初めて、ヨシに話して、頂いたメールを見せた。
前述の犬舎と同じように、「その金額は無理」と言われるかもしれない、と、半分くらいは思っていた。
が、やはりヨシも同じように、MEISTER JPに対してとても興味を持っている様子だった。
自分たちが充分に納得出来るのなら、輸入もアリなのかもしれない、と。

それから、二人で考えられるだけの疑問を洗い出して、毎日のようにMEISTER JPにメールをした。
最初の印象とずっと変わらない、とても丁寧な返信を頂き、それでも私たちは、しつこくしつこく、納得いくまでやりとりを続けた。
「フラットは世間で言われているように、本当に短命なんですか?」という漠然とした質問にも、「フラットの寿命が他犬種に比べると短いとは思っていません。」とのお答えを頂いた。

スウェーデンでは、遺伝性疾患の回避については国を挙げて取り組んでいること。
どんなに良い血であってもリスクを背負った交配は絶対避けること。
個体の先祖代々の健康状態・診断結果などを一般公開していること。
そのような、スウェーデンのフラットの事情から始まり、実際に子犬を迎える場合の具体的なスケジュール、どのようにブリーダー・子犬を決定するのか、支払いはどのように行うのか、輸入の方法...など。
オーナーさん自身がどうしてスウェーデンのフラットを輸入することになったのか、などの経緯も伺った。
きっかけは、私たちと同じように、若くして愛犬を亡くされ(二匹も。)、それで世界中のフラットを調べられたそうだ。
その結果が、スウェーデンだったという。

一頭の犬をどうやって迎えよう、という、ただそれだけの話から、お互いの、犬に対する考え方や哲学のようなものまで、いろんなお話をした。
所詮、お会いしたこともない、ただのメールのやりとりだけだ。
それでも充分、熱い思いや情熱は伝わった。

「この人にお任せして、大丈夫かもしれない。」

私たち二人ともが同じ気持ちだった。
最後に電話で二時間近くお話をして、正式にお願いする運びとなった。

こうして、私たちはスウェーデンからケイトを迎えることになったのだ。


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